臨床動作法 ふぉりせプログラム2026 短期研修 第2回
臨床動作法を「知っている」から「自在に使いこなせる」次元へ
― 臨床動作法学び直す:入門・倫理・心理療法としての基本 ―
臨床の深みに足を踏み入れるほど、私たちは基本の重要性に立ち返ります。
第1回で触れた「身体不自由への援助」という原点。そこから一歩進み、第2回では、この技法がなぜ「心理療法」として成立し、私たちの臨床においてどのような「背骨」を形作っているのかを深く掘り下げます。
本プログラム「ふぉりせ」第2回のテーマは、あえての「臨床動作法入門」。
しかし、これは単なる初心者のためだけの解説ではありません。臨床動作法を通して臨床経験を積んだ私たちが今、改めて臨床動作法の「沿革」を知り、「倫理」を身につけ、動作を通じた「自己への気づき」を再確認すること。それは、中・上級者の皆様が、自身の臨床をより確かなものへと昇華させるための必須プロセスです。
■ 第2回 研修概要:技法の「形」に「こころ」を込める
臨床動作法は、成瀬悟策先生によって体系化された日本発の心理療法です。
本研修では、大石敏朗研究会専任講師を講義講師として、臨床動作法の歴史的変遷とともに、日本臨床動作学会公認の有資格者として、私たちが遵守すべき倫理を学びます。
特に本回のポイントは、「動作感の実感体験の再確認」にあります。
「腕を上げる」「身体を屈げる」といった一見シンプルな動作。その内側で、動作者の主体がどのように働き、どのような努力が動作に結実しているのか。その微細な感覚を徹底的に味わい直すことで、動作者の僅かな変化を見逃さない「臨床家の眼と手」を養います。
【講義・演習内容(予定)】
本研修では、以下の理論と実技を通じ、心理療法としての臨床動作法の基盤を固めます。
- 理論: 臨床動作法の沿革と発展、公認資格制度、臨床家としての倫理規範
- 実技: 基本動作課題の確認(前屈げ、肩上げ、腕挙げ、立位・踏み締めなど)
- 演習: 援助者と動作者の「対話」としての動作援助の実感
■ 開催要項
- 日時: 2026年6月21日(日) 9:15受付 9:30-16:30 昼休憩12:30-13:30
- 会場: アスニー山科(京都市生涯学習総合センター山科)
- 講義講師: 大石 敏朗(心理教育相談室そふぃあ・らぼ 主宰)
- 技法講師: 宮脇宏司・吉永弥生・綾野眞理(予定)
- 対象: 臨床動作法 中級者・上級者・有資格者
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- ※初級者でも、2025〜2026年度継続研修基礎クラス受講者は参加可能です。
- 定員: 30名
- 臨床心理士更新ポイント: 2ポイント(申請済)
【受講費】 非会員:12,000円 準会員10,000円 会員8,000円
■ お申し込み方法
公式Webサイトの「2026研修会案内 & 申込」よりお手続きください。
申込フォーム: https://forms.gle/t2DdBU6uAPmHvwDeA
「入門」とは、奥深い世界への入り口。
動作を通じた深い人間理解を、共に探求していきましょう。
(一社)関西臨床動作学研究会
会長 宮脇宏司(公認心理師・臨床心理士・臨床動作学講師)
次回第3回(7月19日)では、「不妊治療の心理支援」をテーマに綾野眞理先生(鈴鹿医療科学大学教授)による講義を予定しております。10ヶ月にわたる系統的な学びを通じ、臨床の質を高めていきましょう。
一般社団法人
関西臨床動作学研究会(KSCD)